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パニック障害の最初の治療は、パニック発作をできるだけ完全に消失させることです。
そのための治療法としてはくすりを用います。 |
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今までは、「三環系抗うつ薬」や「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」というくすりがパニック障害の治療に使用されてきました。しかし、以下の副作用があることが指摘されています。
「三環系抗うつ薬」
→口渇、便秘、排尿困難、頻脈 など
「ベンゾジアゼピン系抗不安薬」
→眠気、ふらつき
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これまでは、パニック障害への適応が明記されたくすりはなかったために、上に記したような三環系抗うつ薬や抗不安薬が使用されてきました。
しかし、これまで説明してきたように、パニック障害の発症に脳内神経伝達物質“セロトニン”や“ノルアドレナリン”のバランスの乱れが関係することが分かっています。そして、このセロトニン系に選択的に作用するSSRIという種類のくすりがパニック障害に非常に有効であることが臨床研究で証明されました。最近日本にも導入され、病院で処方されはじめています。
SSRIは、従来の抗うつ薬に比べ副作用も少なく、パニック障害に対する待望の新薬として期待されています。
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SSRIは神経終末よりシナプス間隙に放出されたセロトニンがセロトニントランスポーターによって神経終末に再び取り込まれるのを選択的に阻害することで、シナプス間隙のセロトニン濃度を上昇させます。 |
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