「うつ」 生活お役立ち情報

● シリーズ1-医療費は?保険証は?医療控除の方法は?
● シリーズ2-会社でのうつ病対策はどうすればいいの?
● シリーズ3-「うつ」をテーマにした、テレビ、ラジオ番組はないの?
● シリーズ4-家族がうつ病になったら、どんなサポートをしてあげればいいの?

Q1 医療費はどのくらいかかるの?

イラスト 精神科や心療内科でかかる医療費が、他の科に比べて膨大に高いということはありません。医師による診察も薬も、保険が適用されます。
 医療費については、個人の症状に合わせて治療が行われるため、一概には言えませんが、うつ病で初診の際にかかる費用は、診療費と薬代を合わせ、大体1万円前後というのが平均的です。ということは、保険を使わず自費負担の場合は、その全額を支払うことになります。保険を使った場合には、健康保険(健保)では本人は2割負担(2003年4月より3割負担(3〜69歳))なので2000円前後、健保家族と国民健康保険(国保)では3割負担なので3000円前後を支払うことになります。平均的な通院ペースは2週間おきで、薬も2週間分処方されることが多いようです。
 2回目以降(再診)は、初診の頃より、薬の処方量が増えることも多く、その分薬代はかかりますが、初診料はかかりませんので、合計の支払金額は若干安くなるようです。

うつ病で診察を受けた場合の医療費の目安

  全額負担の
場合
2割負担の
場合※
3割負担の
場合
初診時の支払
(診療費+薬代)
1万円前後 2,000円前後 3,000円前後
2回目以降の支払
(診療費+薬代)
8,000円前後 1,700円前後 2,500円前後
 薬代:抗うつ薬(SSRI)を2週間分処方された場合
 
※(2003年4月より健康保険に加入している3〜69歳の方は3割負担になります)
 
 この金額は、あくまで目安としての平均的なものなので、検査が必要な場合などは、もう少し高くなります。処方される薬の種類や量によっても金額が前後します。
 また、ベッド数が200床以上の大病院と199床以下の中小病院、19床以下の診療所・クリニックとでは、初診料や再診料の金額が若干異なります。但し、これは数百円程度の違いです。

診療費以外の負担 −特定療養費−
 
 ベッド数200床以上の大病院では、他の医療機関からの紹介状を持っていない場合、初診時に特定療養費を支払うことになりますので、ご注意ください。これは、国が、地域の医院・診療所と大病院との機能分担を進めるために定めた制度です。簡単に言うと、初期の診療は地域の診療所やクリニックで行い、専門的な検査や入院が必要な治療は大病院が行うように役割分担すると言うことです。
 特定療養費の額は、病院が独自に決めますので、徴収しないところもあれば1万円を超えるところもあります。大体500円〜2,000円が一般的です。


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